【頭痛薬の使い分け】薬に含まれている成分から簡単に選べる!?

雑記

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薬学部6年生のhori(@hori_nichijyou)です

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頭痛いとき、薬飲みたいんだけど眠くなったら業務に支障が出るから我慢しないと…

会社員
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頭痛って予防できないの?

Webライター
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『空腹時は避けて』って注意書きされてるから、なかなか自分のタイミングで飲めないじゃん、パソコン作業だから今すぐ頭痛治したいのに!

私も頭痛に悩まされることがあるので調べてみました。

  • 眠くならない薬はないのか?
  • 空腹時に服用しても問題ない薬はないのか?
  • 頭痛を予防する方法はないのか?

今回の記事では頭痛薬(解熱鎮痛薬)について解説していきたいと思います。

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頭痛薬で眠くならない薬はないのか?

飲んでも眠くならない頭痛薬(解熱鎮痛薬)はあります。

解熱鎮痛薬はどのような症状に使える薬であるのかを知る

市販でよく購入されている頭痛薬は、解熱鎮痛薬と言われていて

解熱鎮痛薬の効能効果の範囲は下記のように製造販売承認基準というもので定められています。

  1. 頭痛・歯痛・抜歯後の疼痛・腰痛・筋肉痛・生理痛・肩こり痛など
  2. )悪寒(発熱による寒気)・発熱時の解熱

解熱鎮痛薬には解熱鎮痛成分を必ず配合することになっている

解熱鎮痛成分
  • アセトアミノフェン
  • アスピリン(アセチルサリチル酸)
  • エテンザミド
  • イブプロフェン
  • イソプロピルアンチピリン
  • ロキソプロフェンナトリウム

解熱鎮痛薬は、複数の解熱鎮痛成分が配合されている場合もあります。

解熱鎮痛成分に加えてカフェイン類を配合したものが基本処方となっています。

解熱鎮痛成分以外で配合されている成分について知る

催眠鎮静成分(アリルイソプロピルアセチル尿素、ブロモバレリル尿素)

首や肩のコリを伴う緊張型頭痛に適します

服用後に眠気があらわれやすいので自動車や機械類の運転操作が禁止されている


制酸成分(合成ヒドロタルサイト、乾燥水酸化アルミニウムゲルなど)

解熱鎮痛成分による胃腸障害を緩和する


ビタミン類(ビタミンB₁またはその誘導体、ビタミンCなど)

発熱時に消耗するビタミンを補給


これらの成分は必ず解熱鎮痛薬に配合されている成分ではありません。

解熱鎮痛薬は様々な痛みに対して用いることが出来る薬である

解熱鎮痛成分に加えてカフェイン類を配合したものが一般的

催眠鎮静成分が配合されていない解熱鎮痛薬を選べば眠気はあらわれない

頭痛薬で空腹時に服用しても問題ない薬はないのか?

空腹時に服用しても問題ない頭痛薬(解熱鎮痛薬)はあります。

解熱鎮痛薬は3つのタイプに分けることができます。


  1.)非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)

プロスタグランジン類と呼ばれる炎症性物質の合成を阻害することによって、痛みを鎮めたり、熱を下げたりする作用を示します。

しかし、プロスタグランジン類には胃腸を保護する作用もあるので、その作用も阻害してしまうため、副作用として胃腸障害が起こる可能性があります。

例)イブプロフェン、アスピリン(アセチルサリチル酸)
  ※子供(15歳未満)の服用は認められていません。

例)エテンザミド
  ※水疱瘡またはインフルエンザにかかっているときは、医師または薬剤
   師に相談する必要があります。


  2.)ピリン系解熱鎮痛薬

非ステロイド性抗炎症薬と同様にプロスタグランジン類の合成を阻害することにより、痛みを鎮めたり、熱を下げたりする作用を示しますが、NSAIDsより中枢性に働くとされています。

副作用として胃腸障害、発疹(ピリン疹)を起こす可能性があります。

例)イソプロピルアンチピリン
  発疹(ピリン疹)を起こす方は飲むことができません。


  3.)非ピリン系解熱鎮痛薬

プロスタグランジン類の合成を阻害する作用は弱く、中枢神経系に作用し、痛みを鎮めたり、熱を下げたりする作用があります。

例)アセトアミノフェン
  胃腸への負担が少ないのが特徴。この成分が主成分となっている薬の中
  には、空腹時でも飲める薬があります。(タイレノールなど)
  子供用の解熱鎮痛薬の有効成分としても知られています。


非ピリン系解熱鎮痛薬(アセトアミノフェン)ならば空腹時でも服用できる
 ※解熱鎮痛成分がアセトアミノフェンのみのOTC医薬品は『タイレノールA』しか見つ
  けることができませんでした。

頭痛を予防する方法はないのか?

調べたなかでも、私が実践してみて効果が得られたと実感した予防法を挙げていきます。

  • 寝不足、寝過ぎのいずれにも気を付けて睡眠をとる
  • ストレッチ運動などで体の緊張をほぐす
  • ストレスをためない
  • コーヒー、紅茶、緑茶などカフェイン入り飲料を適度にとる
    (1日4杯以上飲むと頭痛が誘発される印象でした)
  • 頭痛を改善する食材を積極的に摂取する
    ➡ビタミンA、B₂、C、E群、抗酸化物質(ゴマ、落花生、柑橘類など)、マグネシウム(ほうれん草、柿、大豆製品)、トリプトファン(大豆製品、卵黄、牛乳、ゴマ)

これらの予防法のエビデンスは高いわけではないので、すべて実践しても効果が得られない可能性があります。気休め程度に実践してみてください。

まとめ

眠気があらわれない薬や空腹時でも服用できる薬について紹介しましたが、薬局やドラッグストアで購入する際は必ず薬剤師または登録販売者と相談し、医薬品の箱に記載されている成分もぜひ確認してみてください。

催眠鎮静成分(アリルイソプロピルアセチル尿素、ブロモバレリル尿素)が配合されている薬を避けて服用すれば眠気が起こらない。

解熱鎮痛成分がアセトアミノフェン(非ピリン系解熱鎮痛薬)のみならば、空腹時でも服用できる。

明確なエビデンスは得られていないが、規則正しい生活・適度な運動・適度なカフェイン摂取により頭痛を予防できることがある。

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