国試勉強

【薬剤師国家試験の勉強法】105回現役合格者が徹底解説する【ロードマップ】

ごきげんよう、hori(@detemiru95)です!

この記事を書いている人

hori

関東の私立薬学部(偏差値40付近)卒業

105回薬剤師国家試験を現役で合格

Instagramで毎朝2問出題してます

158

統一模試①

199

統一模試②

230

統一模試③

237

国試

10月から国試の勉強を始めて、237点で現役で合格できました。

InstagramのDMでこのような質問を頂きます。

  • 「国試の勉強っていつから始めればいいの?」
  • 「何から手をつけていいのかわかりません…」
  • 「合格に向けてやっておくべきことって何ですか?」
  • 「Horiさんのオススメの勉強法とかってありますか?」
  • 「効率の良い勉強法とかってありますか?あったら教えてください!」
  • 「1日の勉強スケジュールってどんな感じでしたか?」

国試の勉強を早く始めた方がいいのは分かっているけど、【いつ・何から・どのように】勉強を進めて行くべきなのか分かりませんよね😣

薬剤師国家試験の勉強法について紹介していき、みなさんの不安を解消していきます!

この記事を読んでわかること
  1. 国試の勉強は何月から始めた方がいいのか
  2. 国試に向けてどの教科から始めるべきなのか
  3. 国試の勉強で使っていた参考書
  4. 現役生の1日の勉強スケジュール
  5. 国試に合格するために最低限やっておくべきこと
  6. 効率の良いオススメの勉強法

①薬剤師国家試験の勉強は何月から始めるべき?

大学の先生や先輩は「早くやるに越したことないよ!」とは言ってくれるものの、具体的なアドバイスはしてくれませんよね…

  • 「5年生から国試の勉強を始めておくべき?」
  • 「6年生の何月から勉強しないとまずいの?」
  • 「何ヶ月は国試の勉強をするべきなの?」

僕は、このような疑問がありました😣

いきなり回答ですが、経験から

6年生の夏休み前から始めておくべき

です。

理由はこの3つです。

  • 138日間で9教科の青本をすべて出来なかった
  • 失速してしまうことも考えておけばよかった
  • 夏休み前から始めておけば300点も夢じゃなかった

1つずつ解説していきます。

138日間で9教科の青本をすべて出来なかった

というのも、青本をがむしゃらに進めること以外にも

  • 卒試の勉強
  • 国試の過去問の解き直し
  • 統一模試の解き直し

など、やることが意外に多く、いっぱいいっぱいになってしまいました。

こちらの記事に各教科にあてた日数などを載せてあります。

【第105回薬剤師国家試験】現役合格者の勉強法【237点】 ごきげんよう、薬剤師のhori(@detemiru95)です! 105回薬剤師国家試験の勉強をして個人的に後悔したことがたくさん...

失速してしまうことも考えておくべき

国試の勉強を始めた当初(10月)は毎日8時間がんばろう!と意気込んでいましたが、12月〜1月は勉強時間が6時間ぐらいになってしまい失速してしまいました。

失速してしまった時にこちらに書いている方法を使ってみてください。

薬剤師国家試験の勉強のために変えたこと【5選】 ごきげんよう、hori(@detemiru95)です。 105回薬剤師国家試験を受けてから約1ヶ月が経つということで、そろそろ合...
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夏休み前から始めておけば300点も夢じゃなかった

国試の勉強を始めてから1ヶ月ぐらい経った頃、自分の勉強の進むスピード感覚が分かってきました。

その時に、感じたことはこの2つです。

  • 夏休み前ぐらいから始めれば300点近く取れる
  • 夏休み前ぐらいから始めれば、ちょうど良い

 感覚的な話になってしまいますが、もう一度国試を受けることになったら下記のように勉強していくと思います👍

  • 4月:国試や卒業試験の情報を集めてみる
  • 5月:色々な勉強法を試してみて決める
  • 6月:得意な教科の勉強から始めて見る
  • 7月:次に得意な教科と関連性のある教科へ
  • 8月:足切り回避の為に物化生のどれかに手を付ける
  • 9月:統一模試①
  • 10月:1番伸びしろがある教科を勉強する
  • 11月:やっていない教科を勉強
  • 12月:統一模試②、やっていない教科を勉強
  • 翌1月:やっていない教科を勉強
  • 翌2月:統一模試③

もちろん卒試の勉強や復習もしつつですが、大体はこのようなスケジュールで勉強を進めていけば余裕をもったまま勉強できます。

②薬剤師国家試験に向けてどの教科から始めるべき?

物化生から始めるべきとか、得点の配分が大きい衛生・薬理・薬剤・病態から始めるべきだとか様々なことを言う先生や先輩がいると思います…

正解はありませんが、僕の考えは

好きな教科から始めろ!

です。

ちょっと強めの言葉ですが、悩んで何にも手をつけないより何かしらやっていた方が良いからです。

ですが、個人的には

  • 2番目に好きな教科
  • 生物、薬理、病態・薬治

から始めることがオススメです。

オススメ①:2番目に好きな教科

2番目に好きな教科から始めるのは、勉強のモチベーションがなくなってしまった時に1番好きな教科を召喚することが出来るからです✌

また、2番目だとモチベーションが下がりにくいのもオススメの理由です。

オススメ②:生物、薬理、病態・薬治

僕は、2番目に好きな教科である物理から始めましたが、他教科とシナジーを生みやすい教科から勉強するのも効率的だと思います。

例えば、物理の勉強をした後、次に最も物理とシナジーのある薬剤の勉強をしたことで物理の約1/2の時間で、青本を1周しちゃえました。

シナジーを意識しての勉強は強いです。

シナジーについては、阪大の薬学部だった方の【薬剤師国家試験の効率のいい勉強のコツ】という記事が非常に分かりやすいので、ぜひ読んでみてください。

③薬剤師国家試験の勉強で使っていた参考書

  1. 青本
  2. 領域別問題集(復習用)
  3. 統一模試①〜③の解説書
  4. 休み時間の免疫学
  5. 実習で使ったメモ帳

この5つを参考書または復習する時に活用していました。

具体的な使用目的についてはこちらで詳しく解説しています。

【第105回薬剤師国家試験】現役合格者の勉強法【237点】 ごきげんよう、薬剤師のhori(@detemiru95)です! 105回薬剤師国家試験の勉強をして個人的に後悔したことがたくさん...

この5つ以外は薬ゼミの資料なども全く使っていません。(薬ゼミの資料に関しては、使っておけばよかったと後悔していますので使いましょう😣)

インスタで反響の良かったものです。

④現役生の1日の勉強スケジュール

大学の講義や予備校の講習はほとんど受けなかったので、138日間の大部分はこのようなスケジュールで過ごしていました。

  • 5:00
    起床/勉強
    5時頃には起きていました。「1日の勢いは布団から飛び出す勢いに比例する
    」とネットにあったので、超高速で布団から飛び出すようにしていました。ベッドメイキングもやった方が良いとあったので必ずやるようにしていました。
  • 12:00
    研究室
    研究室までの移動時間を休憩としていました。(約1時間)研究ではぶっ通しで17時〜18時頃まで勉強した後、家の近くのカフェまでの移動時間を休憩としました。(約1時間)
  • 18:00
    カフェで勉強
    コーヒーを300円で買って、3時間居座らさせて頂くというのは100円/hで席を買っているのと同じになると考え、カフェ勉する時は選曲する時以外は、スマホを一切いじりませんでした。
  • 21:00
    帰宅
    帰宅してからは日によって1時間だけ勉強したりしなかったりでした。どんなにやる気が有り余っている日でも22時には必ず帰るようにしていました。
  • 23:00
    就寝
    23時〜24時までには寝ていました。寝るようにしていたというより、頭が疲れて自然に寝れていたという感じでした。

睡眠時間は6~8時間ぐらい取るようにしていました。

同じ105回薬剤師国家試験に合格した方の1日の勉強スケジュールも紹介しているのでぜひ。

【第105回薬剤師国家試験】統一模試Ⅲ175点で合格【225点】 Instagramから読みに来てくれている方だと思うので、前置きや自己紹介は割愛します。 統一模試Ⅲが175点で合格された方にイ...

⑤国試に合格するために最低限やっておくべきこと

最低限やっておくべきなのは、この4つです。

  1. 青本を1回は読む
  2. 模試の復習をする
  3. 実習の復習をする
  4. 国試の過去問を解く

「実習の復習をする」というのは、あまりしっくりこないかと思いますが、一つずつ説明していきます。

青本を1回は読む

どんなに時間がなくても、青本は1回は読んでおきましょう。

毎朝、Instagramで出題している朝問を選ぶ時に勘で選んだけど正解したことがあると思います。

勘は、適当に選んでいるように感じますが、頭の片隅にあった知っている情報から選んでいるケースが多いです。

(もちろん4択なので適当に選んでも25%で正解できてしまったケースもありますが…笑)

終わらなかった範囲を1回読むだけでも正解できる確率を上げられるので1回は読んでください。

模試の復習をする

模試の復習は、効率よく国試の点数を上げるためにツールとして使うことをオススメします。

模試の復習方法を3つ紹介します。

網掛け問題の周辺知識を完璧に

重要度
コスパ

網掛けというのは、全体の正答率は60%以上であるのにも関わらず、間違えてしまった問題に付けられるものです。

網掛け問題とその周辺知識を勉強することで効率よく点数を上げられます!

Cランク以下の教科で間違えた問題を見直す

重要度
コスパ

ランクの低かった教科を見直すことで、具体的にどの分野が苦手なのかが分かります。

勉強するべき分野を勉強できます!

Bランク以上の教科で間違えた問題を見直す

重要度
コスパ

間違えた問題の模試の解説書を読んで、青本に載っていない内容であったら青本に書き込むというのがオススメです。

書き込むという形のアウトプットができる!

実習の復習をする

薬局実習と病院実習のメモ帳を見返して、青本のmemo欄に実習で学んだことを書いて関連させて覚えるようにしました。

具体例
  • 病院実習で詳しく学んだリフィーディング症候群について衛生や実務にリフィーディング症候群に関わる具体的な治療法などを書き込む。
  • 薬局実習先が精神クリニックの門前だったので、精神系の薬の商品名を成分名の横に書き込む。

国試の2日目の実践問題は実習を真剣に取り組んでいたから解けた問題が多かったです。

国試の過去問を解く

僕は97回〜104回までの8年分を解きましたが、

直近3年分解いておけばOK

国試の過去問を解く理由は、あくまでも国試の傾向や感覚を掴むためです。

6年制に変わった97回から解いておけば安心できると思い、解きましたが直近3年分だけ解いておけばよかったと思いました。

105回の薬剤師国家試験では、XX回の過去問に似ている問題みたいなものはほとんどありませんでした。

105回薬剤師国家試験では、以前の国試よりも深く考えさせられる問題が多かったので、昔すぎる過去問は解かなくて良いと思います

逆に深く考えれば解ける問題が増えた気もしました。

⑥効率の良い勉強法

僕も効率の良い勉強法を探し続けましたが、この4つを意識して勉強を続けた結果、効率が良かったです。

※あくまでも僕の思う効率の良い勉強法です。

  1. 国試の勉強を始める前に読書で読解力を上げる
  2. 1日に10時間勉強して9日間休むよりも、1時間の勉強を10日間続けた方が効率が良い
  3. 正答率が低そうな分野や問題は後回しで勉強する
  4. 新しい範囲を勉強したら寝る前、翌日、1週間後ぐらいに数分だけ復習する

国試の勉強を始める前に読書で読解力を上げる

これは5年生や6年生の4,5月頃である薬学生に向けたものです。

読書で読解力を上げるメリット
  • 青本を読むスピードが自然に早くなる
  • 他の教科や分野と関連付けしやすくなる
  • 問題を出された時に何を聞かれている問題なのか分かるようになる

こればかりはやってみないと分からないと思います。

僕は読書は苦手な方ですが、5年生の終わりから意識して読書するようにしてから青本で勉強を始めたことによって、これまでより勉強スピードが1.3倍は上がりました。

特に「この問題は何を聞いてきているのか?」が分かると、暗記するべき範囲なども分かってくるので、国試の勉強が不安だけど本格的にはまだやりたくない5年生や6年生の4,5月頃の薬学生は読書しておきましょう。

ジャンルは問わないので、漫画以外であれば好きな小説でも良いと思います。

特に読みたい本などなかったら、勉強にも関連する「エッセンシャル思考」という本がオススメです。

僕のように心配性の方には「ポジティブ・ワード」がガチでオススメ。

お金に興味があるならば「ユダヤ人の大富豪の教え」やダン・S・ケネディさんの「億万長者のお金を生み出す26の行動原則」らへんがタメになります。

1日に10時間勉強して9日間休むよりも、1時間の勉強を10日間続けた方が効率が良い

簡単にいうと、ダイエットと同じで1日100km走るより1日1kmを100日続けた方が体重が落ちるという話と同じです。

1日100kmは大げさですが、勉強もダイエット同じで継続することでとてつもないパワーを発揮してくれます。

なので、週に1回休日を作っても良いですが、休日でも最低1時間は勉強するようなルールがオススメです。

勉強もスポーツと一緒で離れてしまった分だけ、取り返すのに時間がかかってしまいます。

理想は毎日最低でもX時間勉強すると決め、休日をつくらないこと

正答率が低そうな分野や問題は後回しで勉強する

具体的な勉強法はこれの繰り返しでした。

  • STEP1
    青本を読む
    まずは参考書の部分を読んで理解しました
  • STEP2
    確認問題を解く
    確認問題はイケてない問題もありましたが、自分が理解できたかどうかのために使いました
  • STEP3
    練習問題を解く
    過去問や過去問の改編がほとんどで、国試の傾向を掴むのに重要な問題ばかりなので、しっかり解くようにしていました
  • STEP4
    確認問題・練習問題で間違えた問題の解説を読む
    間違えた問題は、どんなに難しかった問題でも、理解するために2回は読むようにしました
  • STEP5
    間違えた問題に該当する参考書の部分を読み直す
    間違えた問題の解説を読んでおしまいにするのではなく、参考書の部分に戻って読み返すことで定着させていました

ですが、正答率が低そうな分野や、2回読んでも理解できなかったところは潔く飛ばしていきました。

新しい範囲を勉強したら寝る前、翌日、1週間後ぐらいに数分だけ復習する

新しい範囲を勉強したらエビングハウスの忘却曲線を参考にして

  • 寝る前
  • 翌日
  • 約1週間後

この3回のタイミングで、あまり時間をかけずに数分だけ復習するようにしていました。

この他にも

  • 模試を返された時
  • 1教科の勉強が終わった時
  • 移動時間でやる気がある時

この3つのタイミングで意識的に復習をしていました。

中でも移動時間で復習をするのはオススメです。

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