気になりますよね。
薬学生の時代を思い出してまとめてみました。
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どのくらいの人が再試になっていたの?
この1割には留年してしまい、合格を諦めていている方や休学または退学する前の方も含んでいます。
なので、しっかり勉強しても1割の人が再試になってしまうという訳ではありません。
数人しか再試にならない試験もあった
私立の薬学部だと1年生では、大学受験の時に勉強した範囲を講義でもう一度やります。
1年生の前期の試験範囲は、大学受験で勉強した内容ばかりだったので数人しか再試になっていませんでした。
指定校推薦やAO入試で入られた方で再試になっている方を数人見かけたくらいです。
私立の薬学部で一般受験組であれば、1年生の前期は安心してOKです。
数人しか合格できなかった試験もあった
300人中12人しか合格できなかった試験もありました(笑)
運良く12人の中に僕も入れたのですが、試験自体は難しくなく、勉強をやったかやっていないかで合否が決まりました。
「プリントや参考書から出さない先生」で有名な方で、学年の9割の人は勉強する時間がもったいないと判断し、勉強すらしていませんでした。
その講義中はみんな内職していましたしね…
「機器分析Ⅰ」という科目だったのですが、僕は古本屋に行き、初心者用の安い機器分析の本を買って読み込んで試験に挑みました。
そしたら学年順位は下から数えた方が早いのに、普通に合格できちゃいました。
合格できないと決めつけて何もしないことがいかにもったいないのか学べましたね。
- 簡単な科目でも1割いた
- 特殊な先生の科目だと9割もあった
ちなみに学生側から大学側へ「機器分析Ⅰ」の試験を作成した先生へのクレームは鳴り止まなかったそうです。
これ以降は合格率が4%な試験は作られなくなりました(笑)
1人あたりの平均の再試の数は?
再試を拾いきれない人は留年していくので、段々と再試がない人たちだけになっていきました。
1〜3年生の1人あたりの平均の再試の数
再試がない人は分母に入れないと、このぐらいでした。
低学年の時は再試の数が2桁の方もいました。
そのぐらい難しい試験という訳ではなく、講義に出ず、勉強していない人がそうなっているイメージです。
4年生の1人あたりの平均の再試の数
後期にCBT試験が控えていたのが大きかったです。
他にも、5年生に進級する時には再試を1つも持ち越せない制度があったので、減りました。
僕も4年生から勉強へのスタンスを変えた学年でもありました。
周囲でも4年生から成績が上がっている方が目立ちました。
5年生の1人あたりの平均の再試の数
実務実習や研究もあり、試験の難易度じたいが下げられていました。
やる意味を疑うレベルで、ただ過去問を並び替えた試験でした(笑)
今考えると、5年生の内から国試の過去問に触れ合いさせたかったんでしょうね…
6年生の平均再試率
僕らの大学の卒業試験は最初の3回の結果の合計で合否が決まり、3回でダメだったら再試でした。
最初の3回で合格したのは上記のとおりでした。
再試でも同じぐらいの人数が合格していたので、卒試を突破できたのは7割でした。
大学側は国試に合格する見込みのない人に国試を受けさせて合格率を下げたくないですもんね…
- 1〜3年生は5〜6個
- 4年生は3〜4個
- 5年生は1〜2個
- 6年生の卒試突破は7割
卒業までは全員させてくれてもいいのにって思いますよね。
再試にならないようにするには?
誰も教えてくれませんが、この2つが揃っていれば試験は合格できます。
教えてくれればいいのに何で誰も教えてくれないんでしょうかね…
再試にならないようにするためには、まずは過去問入手
サークルの先輩が難しかったら、友達の友達からでも良いので過去問を入手しましょう。
話したことないけど仲良くなりたい人に「過去問持ってますか?」って聞くのもアリですね。
僕は学内実習で同じ班の人によくこれを使って過去問を入手していました。
特に低学年のうちは過去問だけでも突破できる科目も結構あるので、優先度は一番高いです。
適切な計画を立てる
試験日の1週間前からの計画でもOKです。
立てないで全教科を一夜漬けするよりは、1週間前から勉強に取り組んでいる方が圧倒的に点数が上がります。
試験日の1週間前からの計画では不安な人は2週間前から計画しておきましょう。
そして、前もって計画する期間を徐々に伸ばしていくことで5〜6年生になった時の国試勉強の計画が上手に立てられるようになります。
計画を上手に立てるというのは変更を加えなくて良いというよりも、最悪の場合を想定して立てられているかです。
仮に計画どおりに行かなくても、国試に合格すればいいので、計画どおりに勉強していくことは手段なので目的にならないように気をつけましょう。
- 科目によってバラつきがあるが、どの科目も1割は再試の人がいる
- 進級するにつれて再試の数は周りも少なくなっていく
- 再試を回避するには過去問の入手と計画が大事