薬局実習で学んだことをまとめてみたので参考にどうぞ!【体験談】

薬局実習

ごきげんよう

薬学部6年生のhori(@hori_nichijyou)です!

薬局実習の体験談の記事を他のサイトで書かせていただいたことがあるのですが、そのときに伝えきれなかった部分があったので、再度、自分のブログで書かせていただくことにしました。

薬局実習を無事に終えることができたのでこれから薬局実習に臨む薬学生のみなさんに向けて、11週間の薬局実習を序盤・中盤・終盤にわけて薬局実習で学んだことを書いていきます。

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薬局実習で学んだこと【開始~3週目】

  • 処方箋の読み方
  • 分包機の使い方
  • 軟膏の混合
  • 医薬品を卸業者に発注する方法
  • 卸業者から届いた医薬品の検品方法
  • 在宅施設での薬剤師の業務
  • 在宅施設での往診時の薬剤師の役割

最初は、この7項目を中心に学んでいきました。特に処方箋の読み方が大変でした。

処方箋の読み方が大変だった理由

大変だった理由は、処方箋に書かれている薬が先発品(商品名)だけど、患者さんは後発品(一般名)を希望している場合には先発品(商品名)を見てその後発品(一般名)がどれか分からないといつまで経っても薬を集めることができなくなってしまうからです。

処方箋に「サイレース 1mg」と記載されている。

患者さんは後発品を希望している。

(え?「サイレース」の後発品って何?)

とりあえず、調剤棚でサイレースを探す。

サイレースの添付文書の紙をおっぴろげる。

サイレースの成分名調べる。

(フルニトラゼパムであると判明!)

後発品=先発品の成分名なので「フルニトラゼパム 1mg」を探す。

見つかったああああああああああああああ!

(あれ?この患者さん、あと7種類も薬ある、、、、)

私たちが覚えている薬の名前はすべて成分名なので成分名と先発品の紐づけが大変でした。わたしの実習先の薬局で頻繁に調剤する薬の先発品⇔後発品の紐づけは、この3週間のうちにコツコツやっていきました。覚えちゃえば、調剤するときの作業が青の部分だけになるので薬を集めるスピードがグググッ⤴と上がります。

わたしの実習先の薬局では調剤棚の3分の1以上が向精神薬であったので、向精神薬の先発品と後発品の紐づけはもちろん、向精神薬の分類・扱い方・処方上限日数などについて学ぶことができました。

(基本的には先発品=商品名、後発品=ジェネリック=成分名(大学で習う薬の名前)=一般名の認識でOKです。)

薬局実習で学んだこと【4週目~8週目】

  • 〇〇〇市薬剤師会主催の勉強会 「テーマ:在宅医療、学校薬剤師」
  • 服薬指導
  • OTC薬を販売するときの服薬指導
  • 受診勧奨の意義
  • 医療保険と介護保険の違い
  • 錠剤の粉砕、混合
  • 調剤報酬の算定要件

薬局実習の中盤ではこの7項目を中心に学びましたが、どれも奥が深い内容でした。

その中でも太字の2項目が大変というか難しかったです。

初めての服薬指導

これに関しては、毎日調剤室から薬剤師の先生方が患者さんに服薬指導をしているのを見ていたので、こんだけ見させてもらえたんだからできるでしょと思っていましたが、全然できませんでした。

服薬指導の後に患者さんの問題を定式化するためにSOAP方式で薬歴をPCで記録するのですが、S(Subjective:主観的情報)に何も記入することができませんでした。

これは、私の記憶力がなさすぎて患者さんが何をおっしゃっていたか忘れてしまった訳ではありません。笑

患者さんへ服薬指導に問題があったという事です。具体的にいいますと、処方されている薬についての説明を一方的にしただけで服薬指導が終わりにしてしまいました。

それでも、何度もチャレンジさせていただき服薬指導を終えて調剤室に戻るたびに薬剤師の先生方からフィードバックをもらっていました。

そして4回目ぐらいの服薬指導のときに、同い年ぐらいの患者さんから「お薬の説明わかりやすかったです。飲み方がわからなかったので助かります。ありがとうございました。(名札を見て)実習生の方なんですね、がんばってください!」と感謝されました。

そのとき涙が出そうでしたが必死にこらえました。

その後、患者さんがお帰りになっていつもどおり調剤室に戻ってフィードバックをもらおうとしたら薬剤師の先生方とさっきまで待合室にいた事務の方に囲まれて「おめでとう!」と言って拍手されました。

もう涙をこらえきれなかったので、急いでトイレに駆け込みました。

このとき、薬剤師という職業はやりがい半端ないなと学ぶことができました。

調剤報酬の算定要件

次々に知らない単語が出てきたので複雑で難しかったです。

さらに、このときの調剤報酬改定により「向精神薬調整連携加算」という項目が追加されました。

向精神薬を毎日扱う薬局でしたので、指導薬剤師の先生方と一緒に一生懸命学びました。

薬局実習で学んだこと【9週目~終了】

  • 初めて来局された方へのアンケート
  • 麻薬の取り扱い

薬局実習のラストはこの画像みたいな足りないピースを探してパズルを完成させようというコンセプトで指導薬剤師の先生を中心に薬局実習の総仕上げをしてもらいました。

初めて来局された方へのアンケート

主に事務の方がこれをやっていたので薬剤師の業務とは全く関係のないことだと思っていました。

しかし、アンケート項目を見てみると「薬を飲んで副作用が出たことはないか?」「現在、他に飲んでいる薬はないか?」など薬剤師が処方監査を行うために必要な情報ばかりでした。

そのアンケート項目の中に「ジェネリックを希望しますか?」という問いがありました。

当然、ジェネリックを知らない方もいらっしゃいますのでジェネリックという言葉の意味や先発品ではなくジェネリック(後発品)にすることでのメリットやデメリットを説明する必要があります。

わたしがアンケートをお願いした際にも「ジェネリックにするといいことあるんですか?」とか「ジェネリックにした方がいいんですか?」などの質問を受けました。

最初はあまり上手な受け答えをできなかったのですが、回数を重ねるごとに上手に受け答えをできるようになり、私自身もジェネリックについて詳しく学ぶことができました。

豆知識:ジェネリックの他にオーソライズド・ジェネリックというものもあるんですよ!
(第一三共エスファさんのサイトにジェネリックとオーソライズド・ジェネリックについての説明が漫画でわかりやすく載っているので参考にどうぞ)

最後に

わたしのお世話になった実習先の薬局は、いくつかの心療内科クリニックの門前薬局であったので、精神疾患系治療薬(特に睡眠薬、統合失調症治療薬、抗不安薬、抗うつ薬、双極性障害)の作用機序、使い分け、管理方法などについての薬剤師国家試験の過去問は解けるようになっていました。

逆に薬局で扱っていない薬についての過去問は何もわかりませんでした。笑

外来の業務以外にも、在宅施設に届ける薬の一包化や在宅施設から送られてくる処方箋を見て処方解析をしてみたりということを手が空いた時にやらせてもらっていたので、その時に脂質異常症治療薬、糖尿病薬などを取り扱っていたので薬局実習前は脂質異常症治療薬、糖尿病薬などに抵抗を感じていましたが、薬局実習後には苦手意識なく取っ付きやすくなっていました。

ちょっと怖いような印象を与えてしまったかもしれませんが、言われたことをきちんとこなせれば全く問題ないです!不安でいっぱいだと思いますが頑張ってください!

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