ごきげんよう
薬学部6年のhori(@detemiru95)です
私は6年制の大学に通っているので、4年制の大学生よりも2年多く勉強することになり、現在の時点でも1年半ぐらい多く勉強したことになります。
薬学部は試験の回数が多く、前期の教科だけでも10教科以上はあり、これがほぼ毎年あります。
薬学部に入った時の成績は下から20番目くらいでしたので、勉強がいかに嫌いであったかは、わかっていただけるかと思います。
薬学部がこんなに勉強するところだと思ってなかった…
なので、簡単に成績を上げる方法はないのかと試験がある度に色々な勉強方法を試してきました。
今回は、成績が上がった試験勉強法をつらつらと書かせていただきます。
大学生向けに書きましたが、社会人の方も使えると思いますので、参考にしてみてください。
大学生向け試験勉強法①:覚えたいところだけ空欄にしてまとめる
これで学内順位・模試順位を爆上げすることができ、現在でも学内順位の方は上位1割をキープすることができているので、次の試験で高得点を取りたい方には一番オススメします。
どういう勉強法かというと、覚えたい言葉が入っている文章をルーズリーフに写しながら、覚えたい部分だけ空欄にしていくというものです。
条件が一つありまして、まとめ終わった後のルーズリーフの枚数が
「試験までの残り日数×8枚」までならOK
言いかえると、講義でやった大事そうなところを早めに少しずつまとめておいて準備を済ませておく必要があります。分かりにくいと思いますので例を挙げて説明します。
例)○○学の覚えたいところをまとめてみたらルーズリーフ10枚ぐらいだったわ。
↓
○○学の試験まで2日間しか勉強できる日が無いんだけど間に合うかな?
↓
試験までの残り日数が2日間と考えたら、2×8枚=16枚までならOK
↓
○○学の覚えたいところはルーズリーフ10枚だから間に合うわ!
まず、「試験までの残り日数×8枚」という条件でないとオススメできない理由は、1日のモチベーション維持の限界と記憶力の限界を考慮しているからです。
個人差はあると思いますが、大学生の皆さんならば、記憶力だけで考えたらルーズリーフ8枚以上は余裕で覚えられちゃうと思います。
ですが、新しい内容を覚えるというのは、かなりストレスになることなので、モチベーションの維持が厳しくなってきます。
1日にルーズリーフ8枚くらいなら、要領の悪い方でも、午前中だけで完璧に覚えることができると思います。それがもしできれば、午後を自由時間に充てたとしても時間が少しは余ると思いますので、前日に覚えたところで不安な部分だけ復習したりする時間に充てることもできます。
大学生向け試験勉強法②:1問1答を作る
この試験勉強法は、試験範囲が100ページ以上あるような重い教科を攻略する時に適しています。薬学部でいうと「衛生」という教科がこれに当てはまるのですが、実際に再試験を回避し続けることができていて、無敗です卍
やり方は、試験範囲から自分でひたすら問題を作り続けて、その日の勉強の最後に解くというものです。こんな感じです↓
この右側の線で折ることで答えを隠すことができますし、オレンジペンで答えを書くことによって赤シートで見えなくすることができるのも良いところです。(筆圧が強いと透けて見えちゃうときがありますが…)
重い教科に適していると考える理由は、100ページ以上の膨大な試験範囲であっても無意識に網羅的に勉強することができるからです。
自分で問題を作ってみようとすると、その問題を解くために必要な情報を理解しなければいけないので無意識に理解しようとします。
そして、この問題を作るという作業は意外と楽しくて勉強しているという感覚がないので、いつの間にか3時間とか経っちゃってたりします。
教科書の1ページ目から問題を作っていこうとすると、そのページで作れる問題が無くなれば自然に次のページに行き、何か作れる問題は無いかな?と能動的にページを進めることができるのも、この勉強法の強みだと思います。
これがハマれば、100ページ分を理解しないといけないという考えがどっかにいってくれるので、いつの間にか100ページ分を1周することができます。このとりあえず1周するというのは、何かを勉強するうえで一番優先順位を高くするべきだと学びました。
試験で高得点を取ることのみが目的でも、100ページの中の50ページを完璧にするよりも、100ページの中の100ページに目を通したことがある方が強いです。
大学生向け試験勉強法③:単語帳で覚える
この試験勉強法は、地図記号や化学構造式などの絵(形)とその絵(形)の名称を一緒に覚えなければいけないような時に使えます。
短期間で記憶しやすく、回数を増やすことで長期記憶として定着させることもできるので、そこそこ強いです。
単語帳での暗記をオススメする理由は、最初だけ時間をかけて作ってしまえば、その後に何度も繰り返しどこでも使えるようになるという点です。
インプットとアウトプットの比率は3:7が良いと脳科学で証明されているという点からも、良い勉強法であると思います。
声に出して答えてめくるというアウトプットをすることができます。
しかし、すべてを単語帳でやろうとすると、アウトプットによって記憶効率が良くなったとしても、単語帳を作るのに時間がかかりすぎて、結果的に非効率になってしまいます。
地図記号や化学構造式、どうしても覚えられないところだけ単語帳でやるのがオススメです。
大学生向け試験勉強法のまとめ
✔ 試験範囲を早めにまとめ始め、試験日までにルーズリーフ8枚/日で間に合うように暗記を始めよう
✔ 1問1答の勉強法は試験範囲が膨大な教科で使っていこう
✔ とりあえず試験範囲を1周しよう
✔ 地図記号や化学構造式、覚えられないところは単語帳を作って覚えていこう