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【国試対策】必須問題レベル【朝問431〜440】

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CBT&必須問題対策【朝問まとめ】 CBT&薬剤師国家試験の必須問題レベルになっています。 移動中の時間で復習に使ってください! ...

【衛生】食肉などの動物性食品中の色素と結合することで食品自身の色を安定させ、食品本来の色を増強させる発色剤はどれか?

1.亜硝酸ナトリウム
2.硫酸第一鉄
3.クエン酸イソプロピル
4.過酸化水素

【正解】1.亜硝酸ナトリウム
ニトロソヘモグロビンやニトロソミオグロビンなどを形成することで、食肉を発色させます。
多量摂取によってメトヘモグロビン血症を引き起こす可能性があるので注意が必要。
メトヘモグロビンとは、赤血球内のヘモグロビン中の核をなす2価の鉄イオンが酸化されて3価の鉄イオンになったもので酸素結合・運搬能力が失われた状態のことです。
血液中のメトヘモグロビンが1‐2%以上に増加した状態をメトヘモグロビン血症といいます。

【衛生】対象集団をリスク要因の有無によってわけ、将来に向かって疾病の発生頻度を両群間で比較する前向き研究は?

1.横断研究
2.症例対照研究
3.コホート研究
4.後ろ向きコホート研究

【正解】3.コホート研究
要因の有無で郡分けし、将来の結果(疾病)の発生を比較します。同義語として要因対照研究があります。

【物理】試料に含まれる分析対象物の定量が可能な最低の量(濃度)を指すパラメータは?

1.真度
2.精度
3.特異性
4.定量限界

【正解】4.定量限界
似たパラメータに「検出限界(感度)」があり、試料に含まれる分析対象物の検出が可能な最低の量(濃度)のことをいいます。

【物理】分配係数の差によって移動速度に差が出るため、中性物質の相互分離が行えるものは?

1.ミセル動電クロマトグラフィー
2.キャピラリーゾーン電気泳動法
3.ゲル電気泳動法
4.等電点電気泳動

【正解】1.ミセル動電クロマトグラフィー
キャピラリー内にイオン性界面活性剤(主にSDS)を添加した緩衝液を満たして電気泳動を行う手法です。
SDSによりミセルに負電荷を持たせ、陽極に移動しようとしますが電気浸透流の方が速いため、陰極方向へ進む仕組みです。
なので、疎水性の大きい中性物質はミセルに取り込まれる度合いが大きくなるので、陽極側へ抵抗する泳動が大きくなり、陰極の方へは遅く移動します。

【薬理】抗アルドステロン作用もあり、ループ利尿薬の中でも低カリウム血症が起こりにくいものは?

1.フロセミド
2.ブメタニド
3.トラセミド
4.アゾセミド

【正解】3.トラセミド
トラセミドにはアルドステロン受容体拮抗作用があり、抗アルドステロン作用により他のループ利尿薬に比べて低カリウム血症を起こしにくいです。
低用量では、レニン−アンギオテンシン系賦活用がフロセミドより弱いのも特徴です。

【薬理】酸による活性化を必要としない可逆的にプロトンポンプを阻害するものはどれか?

1.オメプラゾール
2.エソメプラゾール
3.ボノプラザン
4.ラベプラゾール

【正解】3.ボノプラザン
ボノプラザンの特徴
・既存のプロトンポンプ阻害薬は酸による活性化が必要だが、ボノプラザンは酸による活性化が必要ない
・酸に安定なため、分泌細管に長く留まることが出来るので長時間残存することで、作用が長い

【薬理】センナの主成分であり、腸内細菌による分解でレインアンスロンを生成し、アウエルバッハ神経叢を刺激して大腸運動を促進する大腸刺激性下剤は?

1.ヒマシ油
2.センノシド
3.ラモセトロン
4.ピコスルファートNa

【正解】2.センノシド
腸内細菌の分解によりレインアンスロンとなり、筋層間神経叢を直接刺激して高振幅の大腸収縮波を惹起します。水分吸収阻害作用によって便に対する湿潤作用をもたらします。

【薬理】タンパク質分解酵素阻害薬のうち、リパーせや顆粒球エラスターゼ阻害作用も示すものは?

1.ナファモスタット
2.ウリナスタチン
3.ガベキサート
4.カモスタット

【正解】2.ウリナスタチン
ウリナスタチンは名前から想像できると思いますが、ヒト尿中から抽出、生成された分子量約67,000の糖タンパク質で種々の酵素に対する阻害活性を有しています。種々の膵酵素を阻害することにより急性膵炎や慢性再発性膵炎の急性増悪期に対して優れた臨床効果を有することが認められています。

【薬理】適応に鼻腔内MRSAの除菌があるものはどれか?

1.ムピロシン
2.リネゾリド
3.ミノサイクリン
4.オキシテトラサイクリン

【正解】1.ムピロシン
MRSA感染症発症の危険性の高い免疫機能の低下状態にある患者(易感染患者)、易感染患者から隔離することが困難な入院患者、易感染患者に接する医療従事者に用いられます。

【薬理】チミジル酸合成酵素を阻害する抗真菌薬は?

1.フルシトシン
2.クロトリマゾール
3.テルビナフィン
4.ピマリシン

【正解】1.フルシトシン
真菌細胞膜のシトシン透過酵素を介して真菌細胞内に選択的に取り込まれた後、脱アミノ化されて5-フルオロウラシルとなり核酸合成系を阻害し、抗真菌作用を発揮します。

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