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【国試対策】必須問題レベル【朝問321〜330】

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CBT&必須問題対策【朝問まとめ】 CBT&薬剤師国家試験の必須問題レベルになっています。 移動中の時間で復習に使ってください! ...

【生物】次の房室弁と動脈弁のうち、弁が2枚のものはどれか?

1.僧帽弁
2.三尖弁
3.大動脈弁
4.肺動脈弁

【正解】1.僧帽弁
左心房と左心室の間の弁を僧帽弁といい、この僧房弁のみが2枚となっております。
僧帽弁は2枚の帆のような形をした「弁尖」といわれる膜から出来ています。
この2枚の弁尖が合わさった形が、仏教でもキリスト教でも偉いお坊さんのかぶる帽子に似ているから僧帽弁というのだそうです…🐥同じ房室弁である三尖弁との違いは、弁尖が丈夫に出来ていて、弁の開き口も三尖弁より少し小さく、楕円形をしているところです。ちなみに弁膜症は主に左側である僧帽弁と大動脈弁に起こりやすいそうです。

【生物】次のうち、皮膚の生理作用であるものはどれか?

1.ビタミンAの合成
2.ビタミンBの合成
3.ビタミンCの合成
4.ビタミンDの合成

【正解】4.ビタミンDの合成
主に皮膚には…
①体の内部を体外環境から遮断し保護する
②発汗により体温を調節する
③汗などにより老廃物を排泄する
④体性感覚を担う
⑤ビタミンDの合成
このような生理作用があります。

【病態】過去の感染を意味するものは?

1.HBs抗原
2.HBs抗体
3.HBe抗原
4.HBe抗体

【正解】2.HBs抗体
❏HBs抗原
現在感染中であることを意味
❏HBs抗体
HBs抗原に対する中和抗体で過去の感染を意味
❏HBe抗原
HBVの盛んな増殖と強い感染性を示します
❏HBe抗体
HBVの増殖が少なく感染性の弱いことを示します

【実務】EBMの実践プロセスで1番初めに行うと良いとされているものは?

1.問題解決のための情報収集
2.患者の問題の定式化
3.得られた情報の批判的吟味
4.情報の患者への適用

【正解】2.患者の問題の定式化
PICOまたはPECOで検討します。
P(Patient):どのような患者か
I(Intervention):どのような介入をしているか
C(Comparison):比較対象は何か
O(Outcome):どのような結果が得られたか

【病態】細菌感染が原因となる皮膚疾患はどれか?

1.蕁麻疹
2.尋常性乾癬
3.蜂窩織炎
4.アトピー性皮膚炎

【正解】3.蜂窩織炎
蜂窩織炎は、皮膚の深い場所から皮下脂肪組織にかけて細菌が感染することによって生じます。最も頻度の高い原因菌はレンサ球菌とブドウ球菌です。

【薬理】ペロスピロンが統合失調症の陽性症状を改善する機序はどれか?

1.ドパミンD2受容体遮断
2.アドレナリンα2受容体刺激
3.セロトニン5-HT2受容体遮断
4.Ca2+受容体遮断

【正解】1.ドパミンD2受容体遮断
ペロスピロンはセロトニン・ドパミンアンタゴニスト(SDA)であり、D2受容体遮断作用により陽性症状を改善し、5-HT2受容体遮断作用により陰性症状を改善すると考えられています。

【薬理】神経伝達物質の放出の調節に関与しているシナプス小胞タンパク質2A(SV2A)に統合し、抗てんかん作用を示すのはどれか?

1.ラコサミド
2.ペランパネル
3.ラサギリン
4.レベチラセタム

【正解】4.レベチラセタム
他にも、N型Ca2+チャネル阻害、細胞内Ca2+の遊離抑制などの作用により、興奮性神経伝達物質の遊離を調節すると考えられています。

【薬理】スルピリドは用いる疾患によって用量が変わるが、用いられない疾患はどれか?

1.胃・十二指腸潰瘍
2.うつ病・うつ状態
3.統合失調症
4.錐体外路障害

【正解】4.錐体外路障害
中枢のドパミン作動性神経には、
①中脳腹側被蓋野-大脳辺縁系(側坐核)
②中脳腹側被蓋野-線条体系
③中脳黒質-線条体系
④視床下部-下垂体前葉系
主にこの4つがあり、③中脳黒質-線条体系のD2受容体遮断により錐体外路障害が副作用として現れる可能性があります。
低用量(150mg/日、分3)
⏩胃・十二指腸潰瘍
中等量(150~300mg/日、600mg/日まで増量可)
⏩うつ病・うつ状態
高用量(300~600mg/日、1200mg/日まで増量可)
⏩統合失調症

【病態】びまん性細気管支炎に少量で長期的に用いられる薬はどれか?

1.フェノバルビタール
2.セフェピム
3.ファビピラビル
4.クラリスロマイシン

【正解】4.クラリスロマイシン
★クラリスロマイシン
びまん性細気管支炎には、気道炎症の改善を目的とした、エリスロマイシンやクラリスロマイシンなどのマクロライド系の抗生物質の少量長期療法(半年~2年以上服用)が一般的な治療となります。早期発見の方が投薬の効果が高いとされています。1980年代以降、マクロライド系の抗生物質の少量長期療法の登場によって、生命予後や病後の経過は著しく改善されているそうです✨

【病態】スキサメトニウムの投薬や髄膜炎などで認められる無換気状態から急に深大な呼吸を開始して換気状態になることを繰り返す異常な外呼吸の状態は何というか?

1.チェーンストークス呼吸
2.ビオー呼吸
3.クスマウル呼吸
4.起坐呼吸

【正解】2.ビオー呼吸
❏チェーンストークス呼吸
呼吸中枢の低酸素症(脳出血や脳梗塞)、動脈血循環の不良、低酸素血症のいずれかが原因で起こります。数十秒間程度の無呼吸が続いた後に外呼吸を再開すると1回換気量が次第に増加して極大に達すると今度は1回換気量が減少して、再び数十秒間の無呼吸に至るサイクルが続き、別名:交代制無呼吸とも言われます。ビオー呼吸と似ています。
❏ビオー呼吸
これが現れた時は、炎症などに伴う脳圧亢進など、何らかの原因で脳幹部に障害が発生していることを示唆していて、生命の危機に瀕している可能性があるそうです。
❏クスマウル呼吸
糖尿病性ケトアシドーシスや腎不全に伴う尿毒症、昏睡時などに起こります。代謝性アシドーシスを肺での外呼吸によって緊急的に補正しようとするために発生します。異常に深大な呼吸が連続して規則正しく続く病態で、運動時にも同様の呼吸が見られることがあります。
❏起坐呼吸
左心系の機能低下や僧帽弁膜症などによる左心不全で見られます。呼吸困難が臥位で増強して、起坐位や半坐位で軽減するという臨床的兆候です。左心不全の状態で臥位をとると、右心系への静脈還流の増加やこれによる肺血流の増加から、肺うっ血や肺コンプライアンスの減少をきたし、呼吸仕事量の増大を招きます。

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