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Contents
- 1 【物理】ELISA(サンドイッチ)法で「抗体の吸着していない隙間を無関係のタンパク質で埋める」操作を何というか?
- 2 【物理】放射線被ばくがある画像診断法はどれか?
- 3 【生物】ネフロンは腎小体と尿細管からなるが、腎小体に含まれるものはどれか?
- 4 【生物】一酸化窒素合成酵素(NOシンターゼ)により、一酸化窒素(NO)を生成するアミノ酸はどれか?
- 5 【生物】毛細管ガラスで直接細胞にDNAを注入する方法はどれか?
- 6 【生物】ヒトの細胞でパルミチン酸がβ酸化を受けるのはどこか?
- 7 【病態】心不全の患者に使用が禁忌である薬物はどれか?
- 8 【病態】インスリン分泌を促進し、食後高血糖を改善する薬物は?
- 9 【実務】患者中心のチーム医療において、医療スタッフ共通の診療スケジュール表とも呼ばれるものはどれか?
- 10 【実務】院内感染の原因菌の1つであるメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)の主要な感染経路はどれか?
【物理】ELISA(サンドイッチ)法で「抗体の吸着していない隙間を無関係のタンパク質で埋める」操作を何というか?
2.ブロッキング
3.B/F分離
4.SDS-PAGE
【正解】2.ブロッキング
ELISA法(サンドイッチ法)
①抗体を各ウェルの底面に付着させる(固相化)
②抗体の吸着していないすき間を無関係のタンパク質で埋める(ブロッキング)
③抗原を抗体に結合させる
④酵素標識抗体を抗原に結合させた後、過剰の抗体を洗い出す(B/F分離)
⑤酵素の基質を加えて発色させる
⑥抗原抗体複合体が形成しているところが発色される
【物理】放射線被ばくがある画像診断法はどれか?
2.超音波診断法
3.MRI(磁気共鳴画像診断法)
4.X線CT
【正解】4.X線CT
X線CTは人体組織の放射線の吸収率の違いを画像化します。
X線吸収率(組織)は、骨>筋肉>血液>脂肪>肺の順です。
【生物】ネフロンは腎小体と尿細管からなるが、腎小体に含まれるものはどれか?
2.糸球体
3.ヘンレ係蹄脚
4.遠位尿細管
【正解】2.糸球体
腎小体は
➜糸球体
➜ボーマン嚢
からなります✨
腎小体は、主に腎臓の皮質部に局在しています。
【生物】一酸化窒素合成酵素(NOシンターゼ)により、一酸化窒素(NO)を生成するアミノ酸はどれか?
2.L-アルギニン
3.L-リジン
4.L-グルタミン
【正解】2.L-アルギニン
一酸化窒素は、主に血管内皮細胞内で一酸化窒素合成酵素の働きによって、L-アルギニンから産生されます。
【生物】毛細管ガラスで直接細胞にDNAを注入する方法はどれか?
2.リン酸カルシウム法
3.リポフェクション法
4.エレクトロポレーション法
【正解】1.マイクロインジェクション法
1個の細胞に微細ガラス注入針を通じて試料を導入する方法です。
原理は簡単ですが、高度な技術を要します。
【生物】ヒトの細胞でパルミチン酸がβ酸化を受けるのはどこか?
2.ミトコンドリア
3.核
4.ゴルジ体
【正解】2.ミトコンドリア
パルミチン酸は、ミトコンドリアのマトリックスでβ酸化を受け、クエン酸回路や電子伝達系・酸化的リン酸化を介してATPの産生に繋がります。
【病態】心不全の患者に使用が禁忌である薬物はどれか?
2.グリベンクラミド
3.グリメピリド
4.ボグリボース
【正解】1.ピオグリタゾン
心不全及びその既往歴のある患者、重症ケトーシス、糖尿病昏睡、1型糖尿病、重篤な肝・腎障害のある患者、重症感染症、手術前後、妊婦又は妊娠の可能性のある患者等に対しては禁忌です。
【病態】インスリン分泌を促進し、食後高血糖を改善する薬物は?
2.ボグリボース
3.サルメテロール
4.ナテグリニド
【正解】4.ナテグリニド
速効型インスリン分泌促進薬であり、膵β細胞に作用し、インスリンの分泌を促進することで食後高血糖を改善します。
【実務】患者中心のチーム医療において、医療スタッフ共通の診療スケジュール表とも呼ばれるものはどれか?
2.クリニカルパス
3.チャート
4.アサーション
【正解】2.クリニカルパス
一定の疾患をもつ患者に対しての入院指導、処置方法、検査項目、退院指導などをまとめた診療スケジュール表です。
【実務】院内感染の原因菌の1つであるメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)の主要な感染経路はどれか?
2.空気感染
3.飛沫感染
4.接触感染
【正解】4.接触感染
接触感染する主な病原体は、MRSA、VRE、腸管出血性大腸菌、緑膿菌などです。
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