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【国試対策】必須問題レベル【朝問201〜210】

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CBT&必須問題対策【朝問まとめ】 CBT&薬剤師国家試験の必須問題レベルになっています。 移動中の時間で復習に使ってください! ...

【法規】Hallによる対人間距離が45〜120cmであるものはどれか?

1.密接距離
2.個体距離
3.社会距離
4.公衆距離

【正解】2.個体距離
個人的に親しい関係である知人や友人などが当てはまり、個人的な対話や会話の距離で手を伸ばせば接触が出来る距離のことです。
❏密接距離(0~45cm)
ごく親密な関係(恋人、家族など)のことで、スキンシップが可能な距離のことです。
❏社会距離(120~360cm)
交渉相手など公的な関係のことで、会議・討議をする時の距離のことです。
❏公衆距離(360cm~)
相手に個人を意識させない関係のことで、講演会や演説など一方的なコミュニケーションの距離のことです。

【病態】残気量が増加する疾患はどれか?

1.肺気腫
2.肺線維症
3.胸郭変形
4.胸膜肥厚

【正解】1.肺気腫
残気量とは努力してはききった時に呼吸器に残る空気の量のことです。肺気腫の患者さんでは末梢肺胞壁の破壊による気道狭窄による換気機能低下などによってガス交換低下が起こります。
これにより、呼吸機能検査では残気量増加が見られます。
❏肺線維症
肺線維症は拘束性換気障害に分類され、そもそも肺を膨らませることが困難な疾患であるため、正常な肺活量の80%以下になるので残気量も低下します。
❏胸郭変形
胸の骨格の変形のことで、この疾患も拘束性換気障害に分類されるため、病態としては肺が広がりにくくなって肺の容量が少なくなるので残気量は低下します。
❏胸膜肥厚
胸膜肥厚も同様で、肺・胸郭の弾性収縮力が大きい疾患では残気量は低下します。

【薬理】アルツハイマー型認知症に用いられ、NMDA受容体に対する非競合的遮断作用をもっているものは?

1.ガランタミン
2.メマンチン
3.リバスチグミン
4.ドネペジル

【正解】2.メマンチン
NMDA受容体を非競合的に遮断し、細胞内への過剰なCa2+流入を抑制して、神経細胞を保護します。
他にも、グルタミン酸の過剰遊離による持続的な電気シグナルの増大を抑制することで、記憶・学習機能障害を抑制するという機序があります。
❏ガランタミン
中枢性のAChEを選択的かつ可逆的に阻害し、脳内のAChを増やして脳内コリン作動性神経系を賦活させます。
❏リバスチグミン
中枢性のAChEのみでなく、ブチリルコリンエステラーゼも阻害し、脳内のAChを増やして脳内コリン作動性神経系を賦活させます。
❏ドネペジル
中枢性のAChEを選択的かつ可逆的に阻害し、脳内のAChを増やして脳内コリン作動性神経系を賦活させます。
実務ですが…↓も抑えちゃいましょう!
・初期用量:3mg/日(1日1回)
・維持量:5~10mg/日

【薬理】スルピリドは用いる疾患によって用量が変わるが、用いられない疾患はどれか?

1.胃・十二指腸潰瘍
2.うつ病・うつ状態
3.統合失調症
4.錐体外路障害

【正解】4.錐体外路障害
中枢のドパミン作動性神経には、
①中脳腹側被蓋野-大脳辺縁系(側坐核)
②中脳腹側被蓋野-線条体系
③中脳黒質-線条体系
④視床下部-下垂体前葉系
主にこの4つがあり、③中脳黒質-線条体系のD2受容体遮断により錐体外路障害が副作用として現れる可能性があります。
低用量(150mg/日、分3)
⏩胃・十二指腸潰瘍
中等量(150~300mg/日、600mg/日まで増量可)
⏩うつ病・うつ状態
高用量(300~600mg/日、1200mg/日まで増量可)
⏩統合失調症

【法規】免許権者が都道府県知事である向精神薬取扱者はどれか?

1.向精神薬輸入業者
2.向精神薬輸出業者
3.向精神薬製造製剤業者
4.向精神薬小売業者

【正解】4.向精神薬小売業者
向精神薬処方箋により調剤した向精神薬を譲り渡すことを業とする者のことを向精神薬小売業者といいます。
免許権者:都道府県知事
有効期限:6年間

【法規】長期大量投与により網膜症を生じて、薬害の原因となった医薬品はどれか?

1.クロロキン
2.アミノピリン
3.ソリブジン
4.サリドマイド

【正解】1.クロロキン
抗マラリア薬として使われていましたが、日本では科学的根拠が乏しいまま慢性腎炎や妊娠腎、慢性関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、てんかんなどの適応を拡大したことにより被害が拡大しました。

【衛生】1番最近に制定された法律はどれか?

1.食品衛生法
2.JAS法
3.健康増進法
4.食品表示法

【正解】4.食品表示法
食品表示法の背景
①1947年、非衛生的な環境を改善する為
➜食品衛生法が制定され、安全性が確保
②1950年、粗悪な品質の製品の流通を改善する為
➜JAS法が制定され、適格な規格や消費者の選択のための情報提供が規定
③1952年、栄養不足状態を改善する為
➜栄養改善、健康・体力の維持向上、栄養成分及び熱量の情報提供が規定
2015年、3法に分かれていた食品の表示に関する規定を統合し、食品表示法に一元化されました。

【衛生】平成29年での新登録結核患者の約4割は(  )で占める

1.4歳未満
2.20〜29歳
3.60〜69歳
4.80歳以上

【正解】4.80歳以上
平成29年度の新登録結核患者数の総数は16,789人で
・4歳未満:31人(0.2%)
・20〜29歳:1231人(7.3%)
・60〜69歳:2024人(12.1%)
・80歳以上:6726人(40.0%)
平成29年では、70歳以上だけで全体の59%を占めています。

【薬理】ミオシン軽鎖のリン酸化体数を減少させて、脳血管攣縮を抑制するRhoキナーゼ抑制薬は?

1.アマンタジン
2.ファスジル
3.プロプラノロール
4.ジフェニドール

【正解】2.ファスジル
イフェンプロジルなどと同じ脳血管拡張薬に分類されます。
くも膜下出血術後の脳血管攣縮及びこれに伴う脳虚血症状の改善に用いられます。
語尾が「ジル」のものは血管を拡張する系なので、わんちゃん!

【病態】メニエール病に当てはまらないものは?

1.内耳リンパ腫
2.中心性めまい
3.難聴
4.耳鳴り

【正解】2.中心性めまい
ふらつき、失神感、不快感、歩行障害などの症状があり、めまいの症状が軽くても脳卒中や脳腫瘍など致命的な脳疾患からきている場合もあります。

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