薬剤師国家試験

【国試対策】必須問題レベル【朝問191〜200】

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CBT&必須問題対策【朝問まとめ】 CBT&薬剤師国家試験の必須問題レベルになっています。 移動中の時間で復習に使ってください! >>朝問...

【衛生】三類感染症に分類されるものはどれか?

1.ジフテリア
2.コレラ
3.マラリア
4.A型肝炎

【正解】2.コレラ
❏ジフテリア
二類感染症に分類されている細菌性呼吸器感染症で、現在、国内での発病は稀ですが流行的発生が見られる国もあります。感染経路は飛沫感染です。
❏コレラ
三類感染症に分類され、感染すると米のとぎ汁様の激しい水様性下痢を起こして脱水症状に陥りやすいです。
❏マラリア
四類感染症でハマダラカが媒介します。赤血球に感染し、破壊することで発熱、貧血、脾腫を呈します。❏A型肝炎
マラリアと同じく四類感染症で糞便で汚染された水などを介した経口感染によって感染します。

【薬理】糖尿病又は糖尿病の既往歴のある患者に「原則禁忌」なMARTAはどれか?

1.オランザピン
2.クロザピン
3.アリピプラゾール
4.クエチアピン

【正解】2.クロザピン
❏オランザピン、クエチアピン
この2剤は糖尿病又は糖尿病の既往歴のある患者に原則禁忌ではなく、禁忌です。
❏クロザピン
治療抵抗性の統合失調症に適応があります。オランザピンとクエチアピンと異なるところは、糖尿病又は糖尿病の既往歴のある患者に「原則禁忌」であるところです。
なので、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与されます。
❏アリピプラゾール
ドパミンD2受容体部分刺激作用の他にも、5-HT1a受容体部分刺激作用や5-HT2a受容体アンタゴニスト作用を併せ持ちます。
精神科の門前薬局や大学病院の門前薬局でもよく出される薬です。

【薬理】血液凝固・線溶系に影響を与えずに止血作用を示す血管強化薬はどれか?

1.カルバゾクロム
2.トラネキサム酸
3.ヘパリン
4.フォンダパリヌクス

【正解】1.カルバゾクロム
❏カルバゾクロム
細血管に作用して、血管透過性抑制作用や血管抵抗値増強作用を示します。
❏トラネキサム酸
線溶系を抑制することで止血作用を示します。
❏ヘパリン
アンチトロンビンⅢと複合体を形成することで、アンチトロンビンⅢの作用を増強するアンチトロンビンⅢに依存する抗凝固薬です。
❏フォンダパリヌクス
アンチトロンビンⅢに高親和性を示して結合して、トロンビンの産生を阻害する合成Xa阻害薬です。

【薬理】頸動脈小体及び大動脈小体の化学受容器を刺激し、反射的に呼吸興奮を起こすものはどれか?

1.フルマゼニル
2.ジモルホラミン
3.ナロキソン
4.ドキサプラム

【正解】4.ドキサプラム
❏フルマゼニル
ベンゾジアゼピン系薬による鎮静の解除及び呼吸抑制の改善目的に用いられます。
❏ジモルホラミン
延髄呼吸中枢を直接刺激して、呼吸興奮を起こします。
また、延髄血管運動中枢を興奮させて血圧上昇も起こします。
❏ナロキソン
麻薬による呼吸抑制・覚醒遅延の改善目的で用いられます。
❏ドキサプラム
反射的な呼吸興奮に加えて、交感神経を興奮させることで血圧上昇を起こします。

【実務】「重傷」以上の災害が1件あったら、その背後には29件の「軽傷」を伴う災害が起こり、300件の危うく大惨事になる「傷害のない」災害が起きているという法則はどれ?

1.ドミノの法則
2.マーフィーの法則
3.ムーアの法則
4.ハインリッヒの法則

【正解】4.ハインリッヒの法則
正解は、ハインリッヒの法則
❏ドミノの法則
ドミノ倒しのように次々と事が起こっている様を表した理論
❏マーフィーの法則
「間違う可能性のあることは必ず間違える」という経験則
❏ムーアの法則
「18ヶ月ごとに半導体の性能向上が2倍になる」という経験則
❏ハインリッヒの法則
問題文の通りで、ヒヤリ・ハット事例の収集・報告による事故防止の考え方の基本となっています。

【実務】中等度(催吐性)リスクに分類される抗悪性腫瘍薬は?

1.シスプラチン
2.カルボプラチン
3.トラスツズマブ
4.リツキシマブ

【正解】2.カルボプラチン
❏シスプラチン
高度(催吐性)リスクに分類されている白金製剤です。
❏カルボプラチン
中等度(催吐性)リスクに分類されている白金製剤で、シスプラチンより催吐性リスクが低いです。
❏トラスツズマブ
HER2の細胞外領域に高親和性で特異的に結合するモノクローナル抗体で、最小度(催吐性)リスクに分類されています。
❏リツキシマブ
B細胞表面のCD20抗原に結合して補体依存性細胞障害作用(CDC)や抗体依存性細胞介在性細胞障害作用(ADCC)によりヒト由来のCD20陽性細胞を破壊することで抗腫瘍効果を示します。

【病態】過去の感染を意味するものは?

1.HBs抗原
2.HBs抗体
3.HBe抗原
4.HBe抗体

【正解】2.HBs抗体
❏HBs抗原
現在感染中であることを意味
❏HBs抗体
HBs抗原に対する中和抗体で過去の感染を意味
❏HBe抗原
HBVの盛んな増殖と強い感染性を示します
❏HBe抗体
HBVの増殖が少なく感染性の弱いことを示します。

【病態】糖尿病の三大合併症ではないのは?

1.腎症
2.神経症
3.網膜症
4.狭心症

【正解】4.狭心症
冠状動脈の器質性狭窄(動脈硬化)や攣縮(スパスム)により、一過性に起こる心筋虚血による胸痛を主症状とする疾患で、三大合併症ではありません。

【薬理】ベクロニウム又はロクロニウムによる筋弛緩状態からの回復を目的として用いられるものは?

1.スガマデクス
2.スキサメトニウム
3.a-ブンガロトキシン
4.デクスメデトミジン

【正解】1.スガマデクス
適応は「ロクロニウム臭化物及びベクロニウム臭化物による筋弛緩状態の回復」です。解毒薬として用いられます。
❏スキサメトニウム
AChが2つ結合したもので、サクシニルコリンとも言います。
脱分極期と非脱分極期に分けられ、脱分極期では持続的脱分極を起こし、終板はAChに反応しなくなり、興奮が伝達されなくなるため筋弛緩を起こす。
非脱分極期では、Nm受容体が脱感作しているため終板電位がもとの分極状態に回復しても筋弛緩が続くと考えられています。
❏a-ブンガロトキシン
ヘビ毒の一種で、終板(神経筋接合部)のNm受容体を非競合的に阻害する。
❏デクスメデトミジン
脳内青斑核に分布する中枢性a2受容体刺激作用を示して、大脳皮質などの上位中枢の興奮・覚醒レベル上昇を抑制することにより鎮静作用を発現する。

【薬理】膀胱炎に対して効能を有しないニューキノロン系抗生物質は?

1.シタフロキサシン
2.レボフロキサシン
3.シプロフロキサシン
4.モキシフロキサシン

【正解】4.モキシフロキサシン
ニューキノロン系抗生物質と言われる第Ⅱa世代キノロンから呼吸器系疾患にも使えるようになりレスピラトリーキノロンと言われるようになりました。
ですが、第Ⅲa世代キノロンであるモキシフロキサシンは例外で膀胱炎に使うことができません。
他にもガレノキサシンと小児用のトスフロキサシンも膀胱炎の適応がないので注意⚠

【薬剤師国家試験の勉強法】105回現役合格者が徹底解説する【ロードマップ】 ごきげんよう、hori(@detemiru95)です! この記事を書いている人 hori 関東の私立薬学部(偏差値40付...